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彦根城つづき
ひこにゃんだけ紹介してすっかり放置していた彦根城、続きです。

京都方面から大垣~岐阜へ抜けるルートを採るとよく分かりますが、関ヶ原からほど近くに位置する彦根。
関ヶ原と言えば天下分け目の合戦が有名ですが、はるか昔は壬申の乱もこの地で起こりました。
秀吉が石田三成を配し、家康が井伊直政を配したのも理解出来る要衝の地です。
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井伊直政の像。
非常に苛烈で厳しい性格が伺えるいい表情。

彦根城。この下でひこにゃんがパフォーマンスします。
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以前訪れたときは「ちゃちいお城だなー」と酷いこと思った覚えがあるんですが、
改めて行ってみるとなかなか味のある、さすが国宝と思うお城でした。
多分小さくて、見る場所によっては書割みたいに見えるからだ、きっと。
私にとってお城の基準は姫路城なので、どこに行ってもちゃちく見えるのが厳しいな。
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堀切から天秤櫓(右の入口みたいなとこ)を臨む。橋を渡った先に天守があります。
有事の際はこの橋を壊してしまうと聞いたことがありますが、
自分達はどこから出入りするのかな?もう出入りしないのかな?

ちょうど橋の左右で石の積み方が異なります。分かるかな?
右が築城当時からの牛蒡積、左は幕末に修理された落し積みという手法らしいですよ。
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牛蒡積アップ。

お隣(なんていう場所か忘れた)で素敵な展示をやってました。
関ヶ原参戦武将の甲冑(レプリカですが)がずらり。
写真の上下で東西に分けてないのが私クオリティです。
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上の段から左・島津義弘、右・徳川家康、下は左・大谷吉継、右・井伊直政。
家康は全身黒に金のシダの葉の前立てで非常におしゃれ。直政はご存じ・赤備えです。
義弘はこれぞ武将という雰囲気で、非常に強そう。
大谷吉継はご存じ頭巾姿。彼が病に侵されていなかったら・・・などと考えるのは楽しいです。
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上の段左・立花宗茂、右・藤堂高虎の大好き武将2人。
下は上杉景勝、右は徳川四天王の榊原康政、本多忠勝、井伊直政、そして家康。酒井はおらず。
宗茂公は少年漫画のヒーローのような、まっすぐなカッコよさが好きです。
ご尊父の死に様も美しい。ああ壮烈岩屋城。
藤堂高虎は「出世の白餅」の逸話も良いですが(旗指物は「白餅」です)
聚楽第に家康の居城を建てるように命令されたとき、中途半端な仕事をしたくなかったがため、
私財を注ぎ込んだという話が好きです。
彼は2mあったらしいですが、そうでなかったらこんな邪魔な兎の耳は周りに迷惑だと思う。

そして石田三成は・・・・
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怖いよーー!
by yappu425 | 2011-12-29 15:48 | 滋賀
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