ただいまお化粧中  姫路城その2
続き。
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こちらは7階の壁部分。瓦が葺かれる前の屋根も見られてなかなか興味深い姿。
最後にお城を見たときは、黄砂の影響もあって白鷺というよりは亜麻鷺のような薄汚れた姿になっていたので
美しく漆喰のお化粧をしてもらえるのがとても楽しみです。
・・・「お化粧」ってより「整形手術」と言った方が正しそうな工事だけど。

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壁部分。土壁も剥がされています。小舞(こまい)かきと言うんですって。
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千鳥破風(富士山型の部分)の中身?はこんなふうになってます。この上に漆喰が塗られますよ。

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壁部分はガイドの方がおらず話が聞けませんでしたが、昭和の大修理以前は、内壁・外壁両方とも
漆喰の厚みは2~3mmだったとか。そんなに薄かったというのに驚きです。
今回は4~5層部分は土壁も取り除き、下地から徹底的に修理する模様ですが、
漆喰の原料(石灰、海草糊、麻など)が僅少なため調達に苦労しているそうです。
美しい姿に蘇った時には、壁の白さを取り戻すのも大変だったんだなあと眺めに来て下さいね!

工事は一応平成26年終了予定です。
ガイドのおじさんからは出来れば是非2度足を運んでください、と言われました。
1度は修理期間中に、もう1度は、これまた大変貴重な機会ですが、
お城完成後~天空の白鷺(この見学ホールのある建物)解体までの期間に。
修理の現場を見るのも勿論貴重ですが、完成したばかりの天守閣の最上階を真正面から
見る機会もまずないと思います。絶対行く!

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見学ホールからは姫路市街を一望できます。私はこの西の丸を臨む眺めが好きです。
天守閣から見るよりも、視界が広がる今の方が西の丸全容が見やすいですね。
右の方に見える建物を化粧櫓といい、千姫が過ごした間として知られています。

2代将軍・徳川秀忠とお江の娘である千姫は、豊臣秀頼の正妻として大阪城で暮らしましたが、
大阪の陣の折に救出されたと言われています。
その後徳川四天王・本多忠勝の孫、本多忠刻と再婚し、
本多家(当主は忠刻の父・忠政)が播磨国に移封になった際に姫路城に移り住みました。
化粧櫓には千姫が侍女と貝合わせ(かるただっけ?)に興じる姿を模した人形が飾ってあります。

逆に西の丸から天守閣を眺めるのも大変美しいよ。
(前回の工事前の写真が西の丸付近から撮ったものです)
暴れん坊将軍をはじめ、様々な時代劇に登場するときは大抵西の丸方面からの構図です。
(そして大抵キャプションは「江戸城」です。江戸に天守閣あったのなんか5代までやのに)

綺麗だったころの写真やお城の話はこちらをご覧ください

せっかくなので、もう1回続く。
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by yappu425 | 2012-02-27 20:46 | 兵庫
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