立石寺
前回の義光公の記事にたくさんコメント頂きありがとうございます。猛烈に嬉しいよ!!

山形を代表するお寺、立石寺にも行って参りました。
松尾芭蕉の「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句が詠まれた寺です。

戦国時代的な説明を加えるならこんな逸話を。
比叡山延暦寺と泥沼の争いを続けた織田信長、ついに比叡山焼き討ちに出ます。
驚いた僧侶(もっともこの時代の延暦寺の僧は「僧兵」という戦う坊主です)は逃げ出しますが、
このときにお寺の中で最も大切な「不滅の法灯」を消してしまいます。
不滅の法灯とは、最澄上人が比叡山建立時に灯し、以来一度も消されることなく守られていた灯明のことです。
(これが「油断大敵」の語源です)
で、当然「じゃあ再点火」というわけにはいかず、はるか山形・立石寺に分灯してあった火を貰い受けたとか。

立石寺と最上氏の関係は次回にでも。

さて、立石寺は別名を「山寺」というだけあって、麓の根元中堂から奥ノ院まで1015段を登ります。
JR山寺駅を降りて土産物街を歩いていると、「奥ノ院まで往復には2時間かかります」の看板が。
覚悟を決めて・・の前にお食事。東北はお蕎麦が美味しいところが多いです。
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電車で訪れる方、駅にコインロッカーもありますが、
大抵のご飯処では荷物を預かってくれますので尋ねてみてください。
震災ではこの辺りは震度5強くらいだったとか。お寺はびくともしなかったそうです。

さて、びびりつつも参拝開始。
芭蕉と曽良の銅像を横目に見つつ、山門をくぐって奥ノ院を目指します。
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くねくねと曲がりながら、たくさんの碑や仏像が立ち並ぶ杉木立を登るのは意外に疲れませんでした。
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弥陀洞から仁王門を臨むショット。
下山中、死にそうな顔をしたおじさんに「あとまだまだありますか?」と
仁王門あたりで聞かれて「もうすぐそこですよ」と答えてしまったけど、地図見てたら嘘だな。半分だ。

仁王門を過ぎると見晴しが良くなります。塔頭寺院がいくつか立ち並び、開けた感じ。
ちょうどそのうちの一つ・中性院が修理中でした。
こんなところまでどうやって建材なり重機なり運ぶんだろう。
ちなみにこの参道、一番細い場所は幅約14cmです。
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奥ノ院よりも有名?なのが開山堂と五大堂。
開山の租、慈覚大師のお堂ですが当然立ち入り禁止。五大堂は展望台のようになっており、
素晴らしい眺めを堪能できます。
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五大堂からの眺め。山間に田んぼと家が続く光景はまさに日本のふるさとといった佇まいで、心和みました。
今日も義光公のご加護で良いお天気!
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by yappu425 | 2011-10-19 22:09 | 東北
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