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都会の鳥 チュウシャクシギ
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淀川で20年鳥を観察しているという方に出会いました。
「ここの素晴らしさは、高層ビルのすぐ近くにこれだけの自然があるっていう、
都会における自然との共存の姿ですよ。
だから私はビル群と葦原と野鳥、その3つを出来るだけ写そうと思ってます」
物凄く衝撃を受けた言葉でした。
都会と自然も共存出来るんだよ、すぐそばに大都会があっても野生生物は逞しく生きているんだよ、
という捉え方を改めて教えてもらった気がします。

そりゃあ写す風景に電線が入ってない方が美しいと思うけれど、こんな所にまで人の気配がするんだよ、
ここの自然の中で生活している人もいるんだよ、という写真も美しいんじゃないだろうか。
ここでは出来るだけビルが入らないように構図を考えていたのに、
積極的に入れるというのも立派な表現なのか。
そう思うと、見える景色も変わってくる気がします。

今日載せたこの鳥はチュウシャクシギ。
カモだと思ってシャッターを切っていたらシギだと教えてもらいました。
・・本当だ。嘴が大変細長い。知らずに見逃す所でした。
今日の気持ちを象徴するかのような出会いでした。





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と言う訳で、この日は「都会の鳥」を意識して、バックに風景を入れるように意識してシャッターを切りました。
・・・すぐピント抜けして大変難しかったです。
しかも右下がりが直らないな・・・。
建物が入ると水平まで意識せんといかんし、鳥撮りの難易度が格段にアップしました。(今までがなめ過ぎ)

ちなみに淀川から大阪随一の都市・梅田まで約2km。
本当にすぐそこの都会、すぐそこの自然です。
by yappu425 | 2010-05-24 10:33 | 大阪
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