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川本喜八郎人形美術館とちょこっと紅葉
日帰りで信州・飯田市まで川本喜八郎人形美術館に行って参りました。
ある程度の年齢の方なら、しんすけりゅうすけが司会していた「NHK人形劇三国志」を覚えていらっしゃるかと思いますが、
そこに登場したほとんどの人形が保管・展示されています。

少し大型の孔明がお出迎え。館内は撮影禁止ですが、この孔明だけは撮影可能です。
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後ろの非常灯がどうしても入ってしまう・・・
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感動はしたけど、本物の孔明とは比べ物にならないお顔立ち。

人形達は顔の造形の美しさもさることながら、着ている衣装が見事でした。
聞けば明治や大正時代の古帯を利用しているそうで、川本氏のイメージを完璧に再現するため、
衣服担当の方が全国を周って様々な色柄の生地を捜し求めたそうです。
400体近くある人形の中に生地被りは全くないのだとか。
細部まで拘りぬいた人形達は完成まで10年を要したとのこと。すごいなあ。
数年前にCSで再放送していましたが、今見る方が所作を含めた人形の美しさ、
CG等で誤魔化さなくても自然に見える人形の動きに、本物の持つ圧倒的存在感と
クオリティの高さを感じます。

興味を持った方、三国志が好きな方、南信州にご旅行の際はぜひついでにお立ち寄り下さい^^
半年に1度ほど展示内容が見直されるようで、現在は桃園の誓いから三顧の礼までに登場する人形が
展示されています。
貴重な寝間着姿の孔明が見られる代わり、赤壁の戦で大活躍した周瑜や魯粛、孫権と言った呉のお歴々がいません。
レッドクリフで嵌ったけどそこ以外は知らない、と言う呉のファンの人はがっかりすると思いますので、
頭から読んでから行くか、美術館の公式ブログで展示内容をお確かめの上足を運んで下さい。
ちなみに私は曹操が一番好きなのでレッドクリフは認めません!笑

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館の近くにはりんごが植わる通りがありました。
酷い写真ですが、こんな感じだったよ、ということで。


旅の目的は美術館だけだったのですが、何もなしは寂しいのでついでに天竜峡を覗いて来ました。
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最後の紅葉を楽しめました。
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しかし何度来ても「雪のアルプスを遠景に」と言う写真が撮れません・・・・。次回こそは晴れて欲しい。
by yappu425 | 2009-11-24 12:59 | 甲信越
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